しかめ面
こころとからだはひとつです。
胸を張って悲しむことは出来ませんし、
ガックリ肩を落として大喜びすることも出来ません。
たまに竹中直人さんみたいに
『笑いながら怒る』ことが出来る人もいますが
(若い人は知らないかも)
あれは訓練された芸ですので…。
嫌なことをしている時は
自然としかめ面をしています。
もしくは
自分を完全に押し殺して
無表情。
ここで
こころとからだはひとつ
という大原則を逆手にとって
嫌なことを克服してしまいましょう。
強制的に笑顔を作って
嫌なことをするのです。
例えば
割りばしなんかを
口にくわえると
強制的に口角が上がり
頬の筋肉が持ち上がり
笑顔になります。
歯茎がむき出しになるくらい
ニカッ！！っという笑顔なら最高です。
目が笑ってなくても良いのです。
楽しいことを思い出す必要なんかありません。
嫌なことは嫌なままで構いません。
不思議なことに
からだ側が笑顔であれば
こころ側の嫌な感情は
相当薄らぎます。
大袈裟な笑顔であればあるほど
嫌な感情は浮かんできません。
バカバカしいと言って
皆さんなかなか試そうとしませんが
やってみると
本当にバカバカしくて笑ってしまいます。
バカバカしくて笑っているうちに
嫌なことは終わっています。
嫌なことをしている時に
笑っていることを
こころとからだが記憶します。
笑っている記憶が
嫌なわけはありません。
何回か繰り返しているうちに
嫌だったことが
嫌ではなくなっていることに
気付くでしょう。
バカバカしいとお思いですか？
騙されたと思ってやってみてください。
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