印西市にある腰痛肩こり膝痛解消専門で地元人気NO1の整体です。

呼吸困難

台風の湿気で息苦しく、

過去の体の記憶がよみがえってきました。

以前、石鹸工場で働いていた時分、

作業場の室温の高さや、

石鹸の細かい粉が常に舞っている環境の中、

呼吸器を壊したことがあります。

咳が出始め、何日も止まらなくなりました。

その頃はすでに、整体を学び始めていたので、

体が何かを排泄するための咳を出していると考え、

「出るものはすべてよし!」

と、特にケアすることもありませんでした。

しかし、日に日に咳は酷くなり、

一度出始めるとなかなか止まりません。

特に夜などは

眠りについて体が少しゆるみ始めると

激しく咳き込み、飛び起きることも度々。

そんな日が何日か続いたある日の夜、

眠りにつき、いつものように咳で飛び起きました。

ゲホン!ゲホン!といやな音の咳が

しばらく出続けたところで

気道が張り付いたようになってしまい、

全く息が吸えなくなりました。

咳は止まらず、息は吸えない。

息はどんどん出ていくが、全く入ってこない。

「あ、死ぬかも…」

軽くパニックになりかけました。

そんな時、整体の講座で先生が話して下さった

呼吸困難の患者さんのエピソードを思い出しました。

というより、死ぬ寸前で、講座の記憶が

走馬灯のようによみがえってきたのかもしれません。

呼吸困難になった患者さんのお母さんからの電話に

先生が伝えたアドバイスは

「バンザイしなさい。」

だったそうです。

ゆっくりバンザイをする。

それだけ。

呼吸困難で

頭の中が真っ白になりかけていた私は

藁にもすがるような思いで

バンザイしました。

できるだけゆっくりと。

すると、

腕が上がっていくにつれて

肋骨が持ち上がっていき

あるところで

スポンッ!!!

と音がして

一気に呼吸が入ってきました。

酸素のありがたさ、呼吸のありがたさ、

整体の知恵のありがたさ、

それを教えて下さる先生のありがたさ

そんな感情が一気にこみあげてきました。

そして整体師として生きていこうという者が

呼吸器を壊すほど体に負担をかける

生活を続ける愚を反省し、

整体師としての修業に集中するために

退職することにしました。

湿気が多く息苦しい気候の時は

度々、あの夜を思い出します。

たにざわ整体HP
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