塩
今日はいくらか暑さも和らいでいるようですが……。
最近では、熱中症という言葉を聞かない日は無く、
天気予報でもわかりやすく警戒レベルを
教えてくれています。
そうなると、皆さん熱中症にならないように
注意するようになります。
それは本当に良いことです。
しかしその対策というのは、
「水分を取る」
ということに偏っている感じがします。
来院される患者様のお話を聞いても
やはり気にされていることは
「水分を取る」
ということだけです。
汗で出ていくのは
水分だけではありません。
塩分も出ていってしまいます。
塩分が減った体の中に水分だけ入れても
体は余分な水として
どんどん捨ててしまいます。
せっかく水を一所懸命飲んでも
捨てるだけ。
尿として捨てるために
腎臓がフル回転。
せっかく飲んだのに
内臓を疲労させることになってしまうのです。
何年か前、うかつにも
熱中症になったことがあります。
水分補給は意識的に
しっかり行っていましたから
自分が熱中症だとは
気づきませんでした。
だるさ、吐き気などが
何をやっても全く治まりません。
食欲もないそんな状態で、
なぜか無性に味噌汁が飲みたくなりました。
そして、味噌汁を飲んだ途端……
……嘘のように吐き気は消えていきました。
体の声を聴き、体の要求に従う
という整体の教えが
とくと身に沁みた経験でした。
みなさん、水分と一緒に
塩分も意識的に取るようにして下さいね。
たにざわ整体ＨＰ
http://tanizawaseitai.com
