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前回は、花粉症が「花粉のせい」ではなく、「春のからだになれていない」ことが原因だとお伝えしました。
今回は、具体的にどうすれば春のからだになれるのか、ご自宅で簡単にできるセルフケアをご紹介します。
春のからだへの第一歩は、肩甲骨をゆるめること
整体では、春のからだへの移行で最も大切なのが「肩甲骨」だと考えています。
肩甲骨がゆるんで開いてくると、胸郭(胸のあたり)もゆるみ、その連動で顔の骨、特に頬骨や鼻骨もゆるんできます。
逆に、肩甲骨が固まったままだと、鼻や目の粘膜が過敏なままで、花粉という刺激に反応しやすくなってしまうんです。
肩甲骨寄せ体操のやり方
では、具体的なやり方をお伝えしますね。
基本の姿勢:
椅子に浅く座るか、楽に立ちます
足はこぶし一つ分ほど開いて、つま先は正面
背筋を軽く伸ばし、腰を反らせすぎないように
体操の手順:
両腕を「前にならえ」の高さに上げ、肘を曲げて脇を軽く締めます(L字の形)
息を軽く吸いながら、肘を後ろに引いていき、左右の肩甲骨を中央に近づけます
このとき、胸を前に突き出すのではなく、「背中側で肩甲骨が寄る」感覚を大切に
肩がすくまないよう、肩は耳から遠ざける意識で
一番寄ったところで、2〜3秒キープ
息を吐きながら、肘を前に戻し、肩もストンと落とします
これをゆっくり5〜10回繰り返します。
大切なポイント:
「ギューッ」と全力で寄せず、6〜7割の力でじわっと
痛みが出る手前で止める
「気持ちいい〜楽だな」という範囲で行うこと
小指刺激で、自律神経を落ち着かせる
もう一つ、花粉症に効果的なのが「小指刺激」です。
小指から前腕、肩、肩甲骨までは筋肉や神経でつながっていて、小指を刺激することで上半身全体がゆるみやすくなります。
また、小指刺激は交感神経の高ぶりを鎮め、呼吸を深くする効果もあるんです。
小指刺激のやり方:
右手の小指を、左手の親指と人差し指で軽くつまみます
小指の付け根から指先に向かって、ねじるように絞りながら引っぱります
指先まできたら、軽くつまんで「ポン」と抜くように手を離します
このとき、肩・背中・胸あたりがフッとゆるむ感じがあれば理想的です
左右それぞれ3〜5往復行います
頻度の目安:
朝起きてすぐ1回
日中つらくなったときに1回
寝る前に1回
1日2〜3回、左右合わせて1〜2分程度で十分です。
蒸しタオルで目と鼻を温める
花粉症でつらい目や鼻は、冷やすより「温める」ことが大切です。
蒸しタオルで温めることで、局所がゆるみ、全体の春への変化を促しやすくなります。
蒸しタオルの作り方や使い方については、当院のウェブサイトで詳しく説明しています。
▶ 蒸しタオルの作り方(当院ウェブサイト)
目の奥や鼻の奥がフッとゆるむ感覚があれば、それがからだが春に向かっているサインです。
いつ、どのくらいやればいい?
肩甲骨寄せ体操:
朝起きてすぐ 5〜10回
外出前に 5〜10回
症状がつらくなったときに 1〜2セット
小指刺激:
朝・日中・寝る前の1日2〜3回
1回1〜2分程度
蒸しタオル:
症状がつらいときに適宜
特に夜、寝る前がおすすめ
大切なのは「毎日続けること」です。症状が出ているときだけでなく、花粉シーズンを通して続けることで、からだが春に慣れていきます。
次回は、来年に向けた体質改善のお話です
今回ご紹介したセルフケアは、今の症状をラクにするだけでなく、春のからだへの移行を助けるものです。
ただ、本当に花粉症を根本から改善するには、今シーズンだけでなく、一年を通じた季節への順応が大切になります。
次回は、「花粉症を来年出さないための、冬からの準備」についてお伝えします。
もし今の症状がとてもつらい、セルフケアだけでは追いつかないという方は、いつでもご相談ください。からだの状態を見ながら、あなたに合った施術やアドバイスをさせていただきます。
一緒に、春のからだへの移行をサポートしていきましょう。
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