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体の偏りはなぜ起きるのか〜偏り疲労の話〜1

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「最近、なんとなく疲れが取れない」と感じていませんか。

睡眠は取れているし、食欲もある。でも、どこかだるい。そういう訴えを、施術の中でよく耳にします。

今回から3回にわたって、整体的な「疲れの見方」をお伝えしていきます。キーワードは偏り疲労です。


「全身疲れた」は、本当に全身が疲れているのか

疲れを感じるとき、私たちは「体が疲れた」と言います。でも実際には、体の全部が均等に疲れているわけではありません。

例えば、デスクワークが続いた日を思い浮かべてみてください。手足はほとんど動かしていない。それなのに、肩や首の後ろ、みぞおちのあたりがずっしりと重くなっていませんか。

あるいは、立ち仕事が多い方は、腰や足の裏に疲れが集中します。手先を使う仕事の方なら、腕や肩甲骨まわりです。同じ「疲れた」という感覚でも、疲れが溜まっている場所は、人によって、また生活の仕方によって、はっきりと違います。

整体では、この「特定の場所だけに疲れが偏っている状態」を偏り疲労と呼びます。


疲れが溜まる場所と、体への影響

偏り疲労が起きやすい場所のひとつが、みぞおちです。

考え事が多いとき、緊張が続くとき、言いたいことを抑え込んでいるとき。こうした状態が続くと、みぞおちのあたりがじわじわと固くなっていきます。触れると硬さや圧痛があり、呼吸も浅くなります。みぞおちに偏り疲労が溜まると、体のだるさだけでなく、無気力感や抑うつ感につながることもあります。

もうひとつ多いのが、首や後頭部への偏りです。考え事をしすぎたり、目をよく使う仕事が続いたりすると、頭の後ろから首にかけての筋肉が固まってきます。頭が重い、集中力が続かない、目が疲れやすい。こういった不調は、多くの場合この部位の偏り疲労と関係しています。


「疲労感」と「疲労の実体」はズレている

整体での面白い気づきのひとつは、「疲れているように見える場所」と「本当に疲れている場所」が一致しないことがある、という点です。

腰が痛い方の体を診ると、腰そのものよりも股関節や骨盤まわり、あるいはみぞおちのあたりに強い偏り疲労が見つかることがあります。肩が凝っている方でも、肩だけでなく、首の根元や肋骨のあたりに問題の中心があることが少なくありません。

ですから整体では、つらい場所を揉むだけでなく、その人の体全体を観て、どこに偏りの中心があるかを見極めながら調整していきます。偏りの中心を整えると、全身の疲労感がスッと抜けることがあります。これが、偏り疲労という見方の面白いところです。


次回は:同じ動作・同じ思考が体を偏らせる

では、なぜ偏り疲労は起きるのでしょうか。

次回は、その原因として「同じ動作・同じ姿勢・同じ思考パターン」の積み重ねについてお話しします。日常の中に、体を偏らせるクセが潜んでいます。



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