音声で聴く方はこちらをクリックして下さい。
これまで2回にわたって、偏り疲労とは何か、そしてなぜ起きるのかをお伝えしてきました。今回は最終回として、偏り疲労の解消に向けた考え方と、日常でできることをお伝えします。
偏り疲労が抜けると、何が変わるか
偏り疲労の中心となる部位が整うと、体の変化は思いのほか速く現れます。
みぞおちの固さが緩むと、呼吸が深くなり、気持ちが少し楽になります。首の後ろの偏り疲労が抜けると、頭の重さが取れて、目がスッキリとしてきます。腰まわりの偏りが解消されると、足の疲れやだるさまで軽くなることがあります。
「揉んでもらっても、翌日にはまた元に戻る」という経験をお持ちの方もいると思います。それは多くの場合、偏りの中心ではなく、つらく感じる場所だけを緩めているためです。整体では、その人の体全体を観て偏りの中心を見極め、そこから全身の疲労感を抜いていくことを大切にしています。
「逆の動き」で偏りをほぐす
日常でできる偏りのリセットとして、まず意識してほしいのが「いつもと逆の動き」です。
カバンをいつも右肩にかけているなら、意識的に左肩にかけてみる。足をいつも右が上になるように組むなら、たまに左を上にしてみる。パソコン作業の後に、背中を丸めることが多いなら、少し胸を開くように伸びをしてみる。
「逆をやる」というのは、固定されかけた体に「別の方向もある」ということを思い出させる作業です。大げさな体操は必要ありません。日常の動作の中に、少し意識を入れるだけで、体の偏りは少しずつほぐれていきます。
よく使う部位を、意識的に休ませる
もうひとつ大切なのが、よく使っている部位を「意識的に休ませる」ことです。
考え事が多い日は、頭を使わない時間を意図的に作る。目をよく使う仕事の後は、目を閉じてしばらくぼーっとする。手先をよく使った日は、腕をだらんと下ろして、力を抜く時間を持つ。
整体では「ぼーっとする時間」を大切にしています。何もしていないように見えて、体は偏り疲労を自分で解消しようとしています。忙しい日々の中で、体が回復しようとする時間を意識的に確保することが、偏り疲労を溜め込まないための基本です。
使い続けることよりも、切り替えることが体には大切なのです。
偏りは、体からのメッセージ
体の偏りやそこから来る不調は、「同じ使い方をしすぎている」というサインです。治すべき問題というより、体が「そろそろ変えてほしい」と伝えているメッセージと捉えてみてください。
日常の中に「逆の動き」と「休ませる時間」を少し意識するだけで、体は少しずつ流動性を取り戻していきます。施術でも、その回復を後押しすることを大切にしています。
3回にわたってお読みいただき、ありがとうございました。
📮 週2回、健康情報をお届けしています

メルマガ登録はこちら
📧 https://tanizawaseitai.substack.com
🏥 印西市で整体をお探しなら
たにざわ整体(2005年開業)
📞 0476-33-6243
🔗 ご予約・お問い合わせ
⭐ Google評価 4.9 / 口コミ多数
肩こり・腰痛・産後骨盤矯正など、お気軽にご相談ください。
