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前回は、お腹まわり・腰と足・首と呼吸という3つの観察ポイントをお伝えしました。今回はシリーズの締めくくりとして、「では実際にどうすればいいのか」という具体的な話をしていきます。
まず、内臓を休ませることを優先する
甘いものへの欲求が強いとき、体の中では内臓が消耗していることが多いです。そういうときに最初にできることは、内臓を休ませることです。
食事の量を少し控えめにしてみてください。満腹まで食べることをやめるだけでも、内臓への負担はかなり変わります。特に夜の食事を軽くすると、翌朝の体の感じが違ってきます。
また、早めに横になることも大切です。体の修復は睡眠中に進みます。夜ふかしが続いているとき、内臓はずっと休めていない状態にあります。甘いものが止まらない日が続いているなら、まず「早く寝ること」を試してみてください。意外なほど、翌日の甘いものへの欲求が落ち着いていることがあります。
お腹と腰を温める
内臓が疲れているとき、お腹や腰まわりが冷えていることが多いです。手を当ててみて冷たく感じるようなら、温めることを意識してみてください。
入浴のときに湯船にしっかり浸かる、寝るときにお腹に手を当てて温める、それだけでも内臓の働きは回復しやすくなります。湯たんぽを腰にあてながら横になるのも、シンプルですがよく効きます。体の芯から温まると、翌朝のだるさが違います。
甘みが欲しくなったとき、まずひと呼吸置く
甘いものが欲しくなった瞬間に、すぐ手を伸ばす前に、一度だけ深呼吸してみてください。
大きく息を吸って、ゆっくり吐く。それだけで体の緊張が少しゆるみ、欲求の強さが落ち着くことがあります。首の付け根を軽く押してみたり、肩をゆっくり回してみるのも効果的です。
「甘いものを我慢する」のではなく、「欲求が出た瞬間に体をゆるめる」という発想の転換です。体が本当に求めているのは甘みそのものではなく、緊張をゆるめることや、休む許可だったりすることが多いからです。
体を整えれば、欲求は自然と落ち着いてくる
3回にわたってお伝えしてきたように、甘いものへの欲求は意志の問題ではなく、体の状態が出てきているサインです。
欲求を抑え込もうとするより、体そのものを整えていく。早めに寝る、食事を腹八分にする、お腹を温める、深呼吸でゆるめる。こうした小さなことの積み重ねが、体の状態を変え、結果として甘みへの渇望が自然と落ち着いてきます。
「また食べてしまった」と感じたときは、ぜひ体の声を聞くきっかけにしてみてください。何か気になることがあれば、いつでもご相談ください。一緒に体の状態を見ていきましょう。
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