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膝が痛いのは、膝が悪いわけじゃない1

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膝が痛いとき、多くの人は膝だけに目が行ってしまいますよね。「膝の軟骨が摩耗している」「膝の関節が悪い」と思い込んでしまう気持ちもよくわかります。

ですが、整体の視点からみると、膝の痛みは実は「膝そのものが悪い」というより「膝への負荷のかけ方」に問題があることがほとんどなんです。

今回は、膝が痛みやすい体の使い方についてお話ししたいと思います。

膝が不安定な状態で動いていないですか?

階段を上るとき、スクワットをするとき、あるいは日常的に立ったり歩いたりするとき、あなたの膝はどんな向きになっているでしょうか。

膝が内側に入りながら、つま先が外側を向いている状態があります。これを「ニーイントゥーアウト」と呼びますが、いわば「膝とつま先のねじれ」ですね。

見た目には「膝が内股になり、つま先だけ外を向く」というような形になります。

この状態で何度も負荷をかけると、膝の関節には本来想定されていない方向から力がかかり続けることになります。そうすると、膝の内側や靱帯、半月板といった部分に、日々、微細なダメージが蓄積していくんです。

全身のつながりが、膝に現れている

膝がニーイントゥーアウトの状態になるのは、実は膝だけの問題ではありません。足首がどう動いているか、股関節がどう使われているか、骨盤はどういう位置にあるか——こうした全身のアライメント(配列)が揃っていないと、膝はその「ズレ」を埋めるために、不自然な角度で動かざるを得なくなるのです。

例えば、足首が硬くて内側に倒れやすい人、股関節の筋肉のバランスが悪い人、骨盤が前後に傾いている人——こうした方々の体では、自然とニーイントゥーアウトが起こりやすいんです。

そして毎日、その状態で階段を上り下りし、立ったり座ったりを繰り返していると、膝はどんどん負担を受け続けることになります。

膝の痛みは、体からのメッセージ

整体的には、痛みや不調は「体が何かおかしいよ」と教えてくれるサインだと考えます。膝の痛みも同じです。

膝が痛いというのは、実は「あなたの体は今、足首や股関節、骨盤のバランスがうまく取れていない状態で動いていますよ」という、体からのメッセージなんです。

多くの人は、そのメッセージを無視したまま、膝だけを何とかしようとしてしまいます。ですが本当に大切なのは、「なぜ膝に負担がかかっているのか」という根っこを見つめることなんです。

改善は十分に可能です

ここまで聞くと、「じゃあ膝痛は治らないんじゃ?」と不安になるかもしれません。

でも安心してください。膝の痛みは、足首や股関節、骨盤といった周辺の関節を整え、正しい体の使い方を意識するだけで、多くの場合は改善していきます。

大事なのは、膝という「局所」だけを見るのではなく、足首から骨盤まで、全身のバランスを整える視点を持つことなんです。

次回は、自分でできるセルフケアをお伝えしていきますね。足裏の使い方、股関節まわりの調整、そして日常の動作の工夫——こうした小さな積み重ねが、膝への負担を確実に減らしていきます。

体の声に耳を傾けながら、一緒に膝を守る体づくりをしていきましょう。



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