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「最近、体の調子はどうですか?」と聞くと、「おかげさまで、風邪もひかず元気にしています!」と答えてくださる方がいます。
それを聞いてこちらも「それは良かったです」と言いながら、心のどこかで「本当にそうかな?」と思うことがあります。
今回はそんな、少しだけ意外に感じるかもしれない話をしてみたいと思います。
「風邪をひかない体=健康」は本当か?
多くの方が、「風邪もひかず、病気知らず」を理想の健康像として持っていますよね。確かに、日常生活に支障をきたすような症状がないのは、それはそれで良いことです。
でも整体の視点では、「何十年も風邪ひとつひかない」という体を、必ずしも手放しで喜べないんです。
なぜかというと、健康な体とは「感受性の高い体」のことだと考えているからです。感受性が高いとは、体が外からの刺激や内側の変化に対して、素早く、的確に反応できるということ。いわゆる自然治癒力がしっかり働いている状態です。
風邪をひくのは、体がウイルスや疲労の蓄積に対して「これ以上は放っておけない」と反応した結果なんです。体が敏感に働いているから、ちゃんと反応できる。それが風邪という形で現れるわけです。
鈍い体は、大きくなるまで気づかない
では、「風邪もひかない体」はどういう状態かというと、体の感受性が低くなっている可能性があります。
感受性が低い体は、些細なことでは反応しません。小さな不調のうちは「気づかないふり」をしてしまうんです。
ちょうど、感度の低いアンテナのようなものです。弱い電波では何も受信できない。でも、強烈な電波が来たときにだけ、ようやく反応する。
体も同じで、感受性が低いと、軽い不調では症状として現れてこない。体が動けない、仕事を休まざるを得ない、そういった大きな病気になって初めて「破壊」が起こる。小さなリセットを積み重ねられないまま、ある日突然、大きな不調として出てきてしまうんです。
「あの人、いつも元気だったのに、突然大病を患って…」という話を聞いたことはありませんか?こうしたケースの背景には、長年にわたって小さな反応ができなくなっていた体があることも少なくないんです。
風邪をひいても、すぐ治る体が理想
整体が目指す体のあり方は、「風邪をひかない体」ではなく、「風邪をひいても、こじらせることなく早く治る体」です。
適度に風邪をひくのは、体が敏感に反応できている証拠。そして、風邪を経過し終えた後の体は、ひく前よりも弾力があり、すっきりしていることが多いんです。体が「小さな破壊と建設」を繰り返しながら、自分を整え直しているイメージです。
いつも好調な人よりも、調子の波がある人の方が、体がちゃんと働いている。そんな見方が整体にはあります。
次回は「感受性はなぜ下がるのか?」
では、体の感受性はなぜ低くなってしまうのでしょうか?
実は、現代の生活習慣の中に、体を「鈍らせる」原因がたくさん潜んでいます。次回はそのあたりを、一緒に見ていきたいと思います。
「体が反応してくれること」を少し違う目で見てみると、健康の意味が変わってくるかもしれません。もし体のことで気になることがあれば、いつでもご相談くださいね。一緒に、あなたの体の声に耳を傾けていきましょう。
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