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印西市の整体師が解説するむくみの正体 – 19年の経験から見つけた体からのメッセージ

たにざわ整体の谷澤です。印西市で19年間多くの患者さんを診させていただく中で、足のむくみや手首の腫れでお悩みの方は本当に多くいらっしゃいます。今回は不快な症状として片付けられがちな「むくみ」について、体の仕組みから詳しく解説いたします。

足がむくんで靴がきつくなる、朝起きたら顔がパンパンになる、こうした経験は多くの方がお持ちでしょう。むくみは確かに困った症状ですが、実は体からの大切なメッセージなのです。「今の生活、ちょっと見直してみませんか?」というサインが込められています。

むくみのメカニズムを説明すると、血液中のタンパク質には水分を血管内にとどめる重要な役割があります。タンパク質が不足すると、水分が血管外に漏れ出やすくなります。また、手足の先まで届いた血液が心臓に戻る際、少量の水分が血管外に出るのは自然な現象で、通常はリンパ管を通って血液に戻ります。

しかし、長時間同じ姿勢でいる、疲れが蓄積する、食事が偏るなどの要因で、この水分の戻りが悪くなるとむくみが生じます。デスクワークによる足のむくみも、このメカニズムで説明できます。

改善のためには、時々立ち上がって軽く体を動かす、夜は足を少し高くして休む、バランスの良い食事を心がけるなど、小さな工夫で十分効果が期待できます。利尿薬は一時的な改善に留まりますが、整体的なアプローチでは、むくみを通して体が教えてくれるメッセージに耳を傾けることを大切にしています。

19年間の施術経験から、よく歩くようになって足のむくみが減った、食事に気をつけて朝の顔のむくみが改善したという患者さんを多数拝見してきました。むくみは生活習慣や体調変化を教えてくれる大切なバロメーターです。体からの「ちょっと休憩が必要かも」「栄養が偏っているかも」というメッセージに気づいて、少しずつ生活習慣を見直していく。それが整体的な健康づくりの第一歩なのです。次回は血行不良について詳しくお話しいたします。

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