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冬になると、肌がカサカサする、唇が荒れるといった乾燥のサインを感じる方は多いのではないでしょうか。でも実は、乾燥の影響は肌だけにとどまりません。体の内側にも様々な変化が起きているのです。
今回から3回にわたって、冬の乾燥と体の関係についてお話ししていきます。
乾燥は体の内側にも及んでいる
冬は空気が乾燥しますが、それにつられて私たちの体も乾いていきます。体表から水分がどんどん蒸発し、体内の水分量が減っていくのです。
夏は汗をたくさんかくので「水分が足りない」と自覚しやすいですよね。ところが冬は汗をかかないため、喉の渇きを感じにくく、水分補給を怠りがちになります。気づかないうちに体が乾いている、というのが冬の怖いところなんです。
こんなサインが出ていませんか?
体の乾燥は、肌荒れ以外にも様々な形で現れます。
まず分かりやすいのが、口周りの変化です。唇が乾いてリップが手放せない、口の周囲の皮がめくれる。これは乾燥の始まりのサインです。また、鼻と喉の間に痰が絡む、痰がネバついてむせるような咳が出る、唾液が少なく飲み込みづらい感じがする。こうした粘膜の変化も、体が乾いてきた証拠です。
皮膚では、すねや背中、腰回り、手指にかゆみが出やすくなります。指先が乾いて本のページがめくりにくい、紙をよく破いてしまう。そんな些細な変化も、体の水分が抜けてきたサインかもしれません。
意外なところでは、尿の変化があります。食べ過ぎていないのに尿の色が濃い、量が少ないのに回数が多い、残尿感がある。こうした組み合わせは、体全体の水分不足を示しています。それなのに顔や手足がむくみやすいという場合は、「全体は乾いているのに、水がうまく巡らない」状態になっています。
乾燥が関節痛やぎっくり腰を招く
体が乾くと、筋肉の弾力がなくなります。動きにしなやかさがなくなり、ぎっくり腰や寝違えを起こしやすくなるのです。冬に関節が痛むという方は、冷えだけでなく乾燥の影響も大きいかもしれません。
また、乾燥は胃の荒れにもつながります。体内の水分が減ると血液が濃くなり、血行が悪くなります。その結果、消化器にも影響が出てくるのです。
乾燥と腎臓の深い関係
整体では、乾燥と腎臓の働きには深い関係があると考えています。
夏は汗をたくさんかくので、水分や老廃物は皮膚から排泄されます。そのため腎臓の負担は軽くなります。ところが冬になると皮膚が縮んで汗が出にくくなり、水分や老廃物は尿として腎臓から排泄される比重が増えます。
乾燥すると腎臓の働きが落ち、水分代謝全体が乱れやすくなります。体が冷えると背骨があちこち捻れ、その捻れによって泌尿器の働きがさらに悪くなる。乾燥は冷えを強め、冷えは乾燥を強めるという悪循環に陥りやすいのが、冬という季節なのです。
潤っている体は寒さに強い
逆に言えば、体がしっかり潤っていると寒さにも強くなります。皮膚がしっとりしているほど寒さへの適応力が高まり、冷えの不快感も減っていきます。
暖房でカラカラにするよりも、内側の潤いを保つこと。これが冬を健やかに過ごすための大切なポイントです。
次回は、真冬ならではの水分補給の考え方についてお話しします。「冬は水を飲まなくていい」と思っている方、実は真冬こそしっかり水を飲む季節なんですよ。お楽しみに。
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