股関節痛

股関節痛

股関節は腰椎5番、仙骨、寛骨と共に骨盤を形成する部位です。そのため股関節の症状や可動性は股関節だけの問題ではなく、骨盤全体のゆがみが影響を及ぼします。骨盤がゆがんでしまい柔軟性がなくなった結果、股関節の負担を逃がせなくなるため、股関節に痛みが生じてきます。根本的な原因は骨盤がゆがんだ結果、柔軟性がなくなることなのです。

また股関節だけの問題としては、先天性股関節脱臼臼蓋形成不全変形性股関節症大腿骨頭骨折等が多く知られています。先天的に股関節に問題がある場合は劇的な改善は難しいですが、骨盤にゆがみがあることで慢性的に負担を受けてしまう結果として痛みや症状が表れている場合は改善が期待できます。

股関節痛の改善には

股関節痛の改善には以下の3つのポイントが重要です。

  • 腰の弾力
  • 股関節の柔軟性
  • 正しい姿勢

腰の弾力

体の土台であり、動きの中心である腰が柔軟性を保っていなければなりません。硬直した腰は体を支えることが出来ずに、末端部分に負担を押し付けます。腰の隣の関節が股関節です。疲れた腰の影響を真っ先に受けるのが股関節なのです。硬直した腰を緩め、弾力を取り戻すことで、股関節への無理な負担は無くなり、痛みは改善していきます。

股関節の柔軟性

股関節は寛骨と大腿骨の関節です。関節の部分は、丸いボールのような大腿骨頭が骨盤にある半円状の寛骨臼といわれる部分にすっぽりと収まっています。この構造を支えるために数多くの靭帯や動かすための筋肉が股関節に付着しています。

この筋肉や靭帯が緊張していたりこわばっていたりすると、正常な動きができず、痛みや症状を発症してしまいます。たにざわ整体では、このような関節のかたさや緊張を取り除き、柔軟性を取り戻すような施術を行います。

正しい姿勢

姿勢は骨盤のゆがみに大きく関係してきます。間違った姿勢では、バランスが悪く左右均等に体重が乗せられないだけではなく、見た目の姿勢では猫背になってしまうことが多いのです。立っていても座っていてもこの状態でいることは、股関節だけではなく全身に負担がかかってしまいます。

そのためしっかりと正しい姿勢を身に付けなければなりません。姿勢が安定してくると、股関節痛だけでなく。肩こりや膝痛など様々な症状が改善します。