頭痛

肩こりと頭痛

肩こりと共にあわせて悩むことの多い「頭痛」。頭痛には大きく分けると筋肉の緊張やストレスなどからくる一般的な頭痛と、放っておくと危険な頭痛があります。

一般的な頭痛には、緊張性頭痛、偏頭痛、群発性頭痛があります。その中でも肩こりと関係の深い緊張性頭痛について解説します。

緊張性頭痛とは

頭痛のなかでも比較的多い頭痛です。これは別名、「肩こり頭痛」とも言われていて、頭から首、肩にかけての筋肉が緊張し、血液の循環が悪くなるために起こります。その他の原因として、精神的な緊張やストレスも考えられます。

緊張性頭痛の特徴

緊張性頭痛の特徴は

  •  肩や首周りの筋のこりを伴うことが多い。
  •  頭の周りを何かで締めつけられるような鈍い痛みが続くことが多い
  •  痛みの程度は、軽度のものから激痛ものまで様々である。
  •  持続時間が長く、ダラダラと頭痛が続く
  •  後頭部から首筋にかけて頭の両側に起こりやすい。
  •  身体のだるさやフワフワとしためまいを伴うこともある。

などがあります。

緊張性頭痛の対処法

筋肉が緊張することによって筋肉が酸欠を起こし、筋肉内に老廃物がたまってしまうことで頭痛が起こります。そのため、肩周りの筋肉を温めたり、動かして血液の循環を回復させることが大切です。

その上で、長時間筋肉が緊張してしまうような体の癖を修正していきます。正しい立ち方や正しい座り方をしている時は、頭は首の上に乗っているだけですので、頭の重さを首や肩の筋肉で支える必要がなく、肩や首に無理な負担はかかりません。

姿勢が変化してくると、緊張性頭痛は改善されます。