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病院で異常なし、でもしんどい。その不調の正体1

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「検査では何も異常がありませんでした」

この言葉を聞いたとき、ほっとしましたか? それとも、少し途方に暮れましたか?

しんどくて病院に行ったのに、「異常なし」と言われて帰ってくる。体はちゃんと何かを訴えているのに、その訴えに名前がつかない。「じゃあ、この疲れやだるさはいったい何なんだろう」と、むしろ不安になってしまった、という方も少なくないと思います。

実はこれ、整体の現場でもとてもよく聞く話なんです。


検査が測るもの、測れないもの

病院の検査はとても優秀です。血液の数値、画像の所見、骨や組織の変化——こういった「すでに起きてしまった異常」を見つける精度は、どんどん上がっています。

ただ、検査が得意なのは「壊れているかどうか」を確認することです。臓器に炎症があるか、骨に変形があるか、数値が基準を外れているか。つまり、体が「すでに限界を超えた状態」になっているかどうか、を見ているわけです。

では、限界を超える前の段階——体がじわじわと疲れを積み重ねている段階は、どうでしょう。この段階では、検査の数値はまだ正常範囲に収まっていることがほとんどです。だから「異常なし」という結果が出る。でも、当の本人は確かにしんどい。

ここに、ひとつの大きなすれ違いがあります。


整体が見ている「弾力」という視点

整体では、体の状態を「弾力があるかどうか」という視点で見ます。

たとえば、スポンジを想像してみてください。新品のスポンジは、ぎゅっと押すとすぐに元の形に戻りますよね。ところが、使い込んでへたったスポンジは、押しても戻りが遅く、形が変わったままになってしまう。

体も同じで、疲れが蓄積してくると、背骨や筋肉、内臓を包む組織の「弾力」が失われていきます。この弾力の低下は、検査の数値には表れません。でも、触れるとわかる。動かすとわかる。そして当事者には、「なんとなくしんどい」「疲れがとれない」「眠れているのにだるい」という感覚として現れてくるんです。


春に不調が出やすい、ちゃんとした理由

ちょうど今、3月から4月にかけての季節というのは、この「弾力の低下」が表面化しやすい時期なんです。

冬の間、体は寒さに対抗するためにぎゅっと縮こまっています。筋肉も、背骨まわりも、骨盤も、みんな「熱を逃がさないように」と締まった状態を保っています。

春になると、その締まりが少しずつほどけ始める。体がゆるんでいく。これ自体はとても自然なことで、体が季節に合わせて変化しようとしている証拠です。

ところが、冬の間に積み重なった疲れが体の中にそのまま残っていると、このゆるみの過程でいろんなものが「表に出てきて」しまうんです。だるさ、頭の重さ、眠気、気分の揺れ、消化の乱れ……。こういった春先特有の不調は、体が悪くなっているのではなく、むしろ体が変化しようとしているサインだと整体では考えます。

検査に引っかからないのは当然です。体が壊れているのではなく、変化の途中にあるのですから。


「異常なし」は終わりじゃない

「異常なし」という言葉は、「あなたの体は心配いりません」という意味ではありません。正確には、「今この瞬間、検査で測れる範囲では異常が見つかりませんでした」ということです。

見方を変えると、これはある意味で「まだ間に合う」というサインでもあります。体が大きく壊れる前に、疲れや偏りに気づいて整えることができる段階にある、ということ。

あなたが感じているしんどさは、気のせいでも、弱さでもありません。体がちゃんと声を上げているんです。もしこのメルマガを読みながら「自分もそうかも」と感じたことがあれば、ぜひ次回も読んでみてください。いつでもご相談もお待ちしていますよ。

次回は、「体はどこで、何を訴えているのか」というテーマで、だるさや眠れない・頭が重いといった不調が、整体の目にはどう見えるのかをお話しします。お楽しみに。



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