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冬の気分の落ち込みと体の関係3

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冬の気分の落ち込みが「季節への自然な適応プロセス」であること、そして自分の体全体の状態を観察することが大切なことがわかりました。

では、実際には「どうすればいいのか」。整体の観点からは、気分だけを何とかしようとするのではなく、体全体のバランスが整うことで、自然に気分も変わってくると考えます。

今回は、その具体的なセルフケア方法についてお話ししていきますね。

「気分から体へ」ではなく「体から気分へ」というアプローチ

多くの人は、気分が沈んでいるとき、「気分を何とかしなければ」と思いがちです。

でも整体の考え方は少し違います。気分を直接何とかするのではなく、体全体のバランスが整うことで、結果として気分も自然に変わってくる。そういう順序を大事にするんです。

これが整体的なセルフケアの基本的な方向性なんですね。

こまめな水分補給で体を潤す

冬に気分が沈んでいるときを見ていると、体が乾いている人が本当に多いんです。

冬は気温が低く、湿度も低いため、体の水分が奪われやすい季節です。体が乾いていると、気分も沈みやすく、疲れやすくなります。

ですから、冬こそ意識的な水分補給が大事なんです。

ただし、冷たい水をがぶ飲みするのではなく、温かい汁物や常温の水を、こまめに、少しずつ飲むのが大切です。朝食に味噌汁を飲んだり、昼間に温かいお茶を飲んだり、夜に温かいスープを飲んだり——こうした日々の工夫を通じて、体を潤していくんですね。

体が潤うと、気分も自然に変わってくるのを感じるはずです。

背中・腰・首の温めで神経を緩める

冬に気分が沈むときは、背中や腰が硬く冷えていることが多いんです。

背中が冷えて硬くなると、自動的に呼吸も浅くなり、神経も緊張しやすくなります。これが、気分の沈みにつながっていくわけです。

ですから、背中・腰・首を意識的に温めることは、単なる「気持ちいい」というだけではなく、神経を緩め、呼吸を深くするための大事なセルフケアなんです。

入浴時に湯船にゆっくり浸かったり、カイロを腰に貼ったり、腹巻きで下半身を温めたり——こうした工夫を積み重ねることで、体全体が温まり、気分も自然に浮いてくるんですね。

特に、寝る前に背中や腰を温めておくと、夜間の睡眠の質も変わってきますよ。

夜ふかしと情報過多を控える

冬は、体が神経系の働きが強まる季節だとお話ししました。

ですから、その季節特有の流れに逆らうような生活習慣は、気分の沈みを強めてしまうんです。夜遅くまで起きていたり、スマートフォンで情報を取り続けたりすることは、神経をさらに疲れさせてしまいます。

整体的には、冬は「神経を休ませる季節」だと捉えています。できるだけ早く寝て、朝も自然な時間に目覚める。日中も、必要以上に情報を取らず、静かな時間を持つ。こうした生活の工夫が、冬の気分を整えるために不可欠なんです。

縮こまりをほどく簡単なストレッチ

冬に体が縮こまるのは自然なことですが、その縮こまりが進みすぎると、気分の沈みにつながってしまいます。

ですから、意識的に体の縮こまりをほどく動きを取り入れることが大切なんです。

例えば、朝起きたときに両腕を大きく伸ばしたり、体をゆっくり前屈させたり、腰をゆっくり左右に捻ったり——こうした簡単なストレッチを通じて、体が徐々にほぐれていくんですね。

大事なのは「無理な運動」ではなく「気持ちのいい動き」です。自分の体が「ああ、気持ちいい」と感じる動きを、毎日少しずつ取り入れることで、体全体が整っていきます。

無理な「元気づけ」ではなく、自然な回復を信頼すること

気分が沈んでいるとき、無理に「元気を出そう」とする人が多いかもしれません。

でも整体的には、それは逆方向なんです。冬の気分の沈みは、体が季節に適応しようとしている自然なプロセスです。その過程を受け入れ、体が自然に整う過程を信頼することが大切なんですね。

無理な「元気づけ」をするのではなく、体を温め、呼吸を深くし、水分を補給し、神経を休ませる。こうした地道なセルフケアを通じて、自然と心身のバランスが回復していくのを待つ。その姿勢が、整体的なセルフケアの本質なんです。

小さなセルフケアの積み重ねが大事

気分の落ち込みに対して、何か「特別なことをしなければならない」と思う必要はありません。

毎日の入浴を丁寧にする。朝食に温かい汁物を摂る。寝る前に背中を温める。朝起きたときに体を伸ばす。こうした小さなセルフケアの積み重ねが、実は最も効果的なんです。

一つ一つは小さなことかもしれません。でも、そうした小さな工夫が、季節とともに体を整え、気分も一緒に変えていく力を持っているんですね。

医学的な治療と整体のアプローチの違い

最後に、一つ大事なことをお話ししておきたいと思います。

医学的な治療が必要なケースもあります。気分の落ち込みが非常に強く、日常生活に支障が出ているようなときは、医療機関に相談することも大切です。

でも、多くの場合、医学的な治療と整体的なセルフケアは並行して行うことができます。医学的な支援を受けながらも、自分の体を丁寧に整えていくことで、より早く、より深くバランスが取り戻せるんです。

冬を乗り越えて、春へ

気分の落ち込みは、無理に振り払う必要はありません。体に寄り添い、季節に馴染むようにセルフケアを重ねることで、自然と心身のバランスが回復していきます。

この3回でお話ししてきたように、整体では気分の落ち込みを「単なる症状」ではなく「体からのメッセージ」として捉えています。そのメッセージに耳を傾け、丁寧にセルフケアを重ねていくことで、冬という季節を、本当の意味で自分の体と心で受け入れることができるんですね。

実践の中で、もし体の声がよく分からないと感じたり、気分の落ち込みが強すぎるときは、いつでもご相談ください。一人で悩まず、体との対話を一緒に深めていきましょう。

冬を乗り越え、春を迎える準備。それは、今この時期のセルフケアから始まっているんです。



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