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むくみと頻尿が教えてくれること3

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前回までに、この時期のむくみや頻尿が、季節の変化に体が適応しようとする中で起きる「水分代謝の調整の乱れ」だとお話ししてきました。

今日は、では具体的にどうすればいいのか、日常でできる工夫についてお伝えしていきますね。難しいことは一つもありません。ちょっとした心がけで、体の水の巡りは変わってくるんです。

水分補給の冬ルール

まず大切なのは、水分の摂り方です。

この時期は、冷たい水をゴクゴク飲むのではなく、温かい飲み物を選んでください。味噌汁やスープ、お鍋の汁など、食事の中で自然に水分を摂るのが理想的です。体に優しく吸収され、同時に体も温まります。

水を飲むときは、常温のものを少しずつ、何回かに分けて飲むのがコツ。一気にたくさん飲むと、腎臓の負担が増えてしまいます。

コップ一杯の水を、3〜4回に分けて飲むくらいのイメージです。口に含んで、ゆっくり味わうように飲んでみてください。

そして、夕方以降の水分補給は控えめに。夜間のトイレが気になる方は、夕食後の水分量を意識するだけでも変化が感じられるはずです。

冷やさない、温める工夫

次に大切なのが、体を冷やさないこと。特に腎臓周辺と足元です。

腎臓は背中側、ちょうど腰の少し上あたりにあります。この辺りを手のひらで触ってみてください。冷たく感じませんか? もし冷たければ、手のひらでじんわり温めてあげましょう。お風呂上がりや寝る前に、1〜2分でかまいません。

腹巻きやカイロで腰回りを温めるのも効果的です。ただし、直接肌に当てず、衣服の上から温めてくださいね。

そして足首。ここが冷えると、全身の血の巡りが悪くなってしまいます。靴下を重ねて履いたり、レッグウォーマーを使ったり。特に寝るときの足元の冷え対策は大切です。

簡単なセルフケア

毎日のちょっとした体操も、水の巡りを助けてくれます。

一つ目は、足首回し。座ったままでできますので、テレビを見ながらでもどうぞ。足首をゆっくり大きく回してください。右回し10回、左回し10回。これだけで下半身の血流がぐっと良くなります。

二つ目は、体を捻る動き。椅子に座って、ゆっくり体を左右に捻ってみてください。腰回りが緩むと、腎臓の働きも良くなります。痛くない範囲で、気持ちいいと感じるところまでで十分です。

三つ目は、深い呼吸。お腹まで息を吸い込んで、ゆっくり長く吐く。これを3〜5回繰り返すだけで、全身の巡りが促されます。呼吸は全身運動ですからね。

体の声を聞く習慣

最後に、日々の観察についてお話しします。

トイレに行ったとき、尿の色をちょっと見てみてください。濃い黄色なら水分不足、ほとんど透明なら摂りすぎかもしれません。薄い黄色くらいが理想的です。

むくみが出る時間帯にも注目してください。朝むくむ人、夕方むくむ人、それぞれ原因が違います。その違いに気づくことが、自分に合ったケアを見つける第一歩です。

そして何より大切なのは、「体が何を求めているか」に耳を傾けること。喉が渇いたら飲む、冷えたら温める。シンプルですが、これが一番確実な方法なんです。

一緒に体と向き合っていきましょう

むくみも頻尿も、最初は「なんだかうまくいかないな」と感じるかもしれません。でも、今日お伝えした工夫を少しずつ試していくうちに、体も応えてくれるはずです。

季節の変わり目は、誰もが体の調整に手こずる時期。焦らず、無理せず、体の声を聞きながら進めていけば大丈夫です。

もし「これでいいのかな」と迷ったり、なかなか改善が感じられなかったりするときは、いつでもご相談くださいね。体との対話を、一緒に深めていきましょう。


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