ホーム » ブログ一覧 » 背中と胃腸の意外な関係3

背中と胃腸の意外な関係3

音声で聴く方はこちらをクリックして下さい。

前回は、背中と胃腸の密接な関係についてお話ししました。「背中の状態を確認してみてください」とお伝えしましたが、実際に自分の背中をチェックするのは想像以上に難しいものですね。

そこで今回は、一人でもできる背中の観察方法と、胃腸を整える簡単なセルフケアをお伝えしたいと思います。

壁を使った背中チェック法

まずは、壁を使って背中の状態を確認してみましょう。

壁から30センチほど離れて立ち、そのままゆっくりと後ろに下がって背中を壁につけてみてください。この時、背中のどの部分が先に壁に触れるかを感じてみましょう。

肩甲骨のあたりが先に当たる方は、胸や首に緊張があることが多く、みぞおちのあたりも硬くなっている可能性があります。腰の部分が強く当たる方は、お腹に力が入りすぎて胃腸が疲れやすい状態かもしれません。

また、壁に背中をつけたまま両手を上にあげてみてください。上げにくさや左右差があれば、その部分の背骨や筋肉に緊張があるサインです。

朝の簡単背中ほぐし

秋の胃腸を整えるために、朝起きたときにできる簡単な背中のケアをご紹介します。

ベッドや布団の上で、まず両膝を抱えて背中を丸くしてみましょう。そのまま左右にゆっくりと揺れて、背骨一つ一つをほぐしていきます。

次に、うつ伏せになって両手を顔の横につき、ゆっくりと上体を起こします。この時、お腹を床につけたまま、背中を気持ちよく伸ばしましょう。胃の裏側がじんわりと温かくなってくるのを感じられるはずです。

最後に、四つん這いになって猫のように背中を丸めたり反らしたりを数回繰り返します。これだけで背中の血流が良くなり、胃腸の働きも活発になります。

食後の背中ケアで消化力アップ

食後30分ほど経ったら、椅子に座って背中のケアをしてみましょう。

椅子の背もたれに背中をつけて、両手を頭の後ろで組みます。そのまま背もたれに体重を預けて、胸を開くように背中を反らせてみてください。

この時、みぞおちのあたりが伸びて、深い呼吸ができるようになります。胃の周りの筋肉がゆるんで、消化の働きが高まってくるんです。

無理をせず、気持ちいいと感じる範囲で行うのがコツです。

一人では難しい時は

どうしても自分では背中の状態がよく分からない、セルフケアをしても改善を感じられないという時は、無理をしないでくださいね。

背中は自分では見えない場所ですし、手も届きにくい部分です。特に胃腸の不調が続いている時は、体全体のバランスが崩れていることも多いんです。

そんな時は、体の専門家の目で全体を見てもらうことをお勧めします。一人で悩まず、いつでもお気軽にご相談ください。

体は必ず良くなろうとする力を持っています。背中を通じて胃腸を整えることで、この秋を快適に過ごしていきましょう。体の声に耳を傾けながら、一緒にケアしていきましょう。

### 📮 週2回、健康情報をお届けしています

たにざわ整体通信 QRコード

**メルマガ登録はこちら**
📧 https://tanizawaseitai.substack.com

### 🏥 印西市で整体をお探しなら

**たにざわ整体**(2005年開業)
📞 0476-33-6243
🔗 [ご予約・お問い合わせ](https://tanizawaseitai.com/contact/)
⭐ Google評価 4.9 / 口コミ多数

肩こり・腰痛・産後骨盤矯正など、お気軽にご相談ください。