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朝晩が涼しくなって、ようやく過ごしやすい季節になってきましたね。夏の暑さから解放されて、つい水分補給への意識も薄れがちになっていませんか?
実は、秋こそ意識的な水分補給が必要な季節なんです。今回から3回にわたって、整体的な視点から見た「秋の水分摂取と腎臓のケア」についてお話しします。
秋の乾燥が体に与える影響
秋になると空気が澄んで、とても気持ちよく感じられますよね。この爽やかさの正体は「乾燥」にあります。湿度が下がることで快適に感じるのですが、この乾きは私たちの体にも及んでいるんです。
夏は汗をかくので水分補給の必要性を実感しやすいのですが、秋は汗をかく実感が減るため、喉の渇きを感じにくくなります。知らず知らずのうちに水分が不足しやすくなる、それが秋の特徴です。
特に整体では、秋は体の働きが夏とは大きく変わる時期と考えています。夏は汗で老廃物を排泄していましたが、秋になると汗が減り、腎臓での排泄が主体になります。この変化に体がうまく適応できないと、むくみやだるさ、疲れやすさといった不調が現れやすくなるんです。
「おいしい」と感じる水分摂取の大切さ
水分補給というと「一日○リットル飲まなければ」と数字で考えがちですが、整体では「体の声を聞く」ことを大切にしています。
水を飲んで「おいしい」と感じるうちは、体が水分を必要としているサインです。逆に、おいしく感じなくなったら無理に飲む必要はありません。体が「もう十分」と教えてくれているんです。
この感覚を大切にすることで、その時々の体に本当に必要な水分量がわかるようになってきます。秋は特に、この体の声に耳を傾けることが重要になってきます。
秋にお勧めの水分補給方法
温かい汁物での水分補給
秋〜冬にかけては、味噌汁やスープなどの温かい汁物での水分補給がとても効果的です。体を内側から温めながら水分を補給でき、胃腸にも優しく吸収されやすいのが特徴です。
朝の味噌汁、昼のスープ、夜の雑炊など、食事と一緒に自然に水分を摂る習慣をつけると良いでしょう。
水の温度の使い分け
意外かもしれませんが、整体では秋から春にかけて「冷たい水を適量飲む」ことも勧めています。これは腎臓の働きを助けるためです。ただし、一気に大量に飲むのではなく、少しずつ、体がおいしいと感じる分だけを飲むのがコツです。
一方、胃腸が冷えやすい方や冷え性の方は、常温か少し温めた水の方が体に合います。
体の乾燥サインを見逃さない
秋の水分不足は、様々な形で体に現れます。
皮膚のかゆみや乾燥
鼻の中の乾燥や鼻血
関節の動きが硬くなる
胃の調子が悪くなる
なんとなく体が重い
これらの症状は、実は水分不足が原因かもしれません。薬に頼る前に、まずは適切な水分補給を心がけてみてください。
季節の変わり目は、体が新しい環境に適応しようと頑張っている時期です。この時期の水分補給は、体の自然な調整力をサポートする大切なケアになります。
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