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秋の水分摂取と腎臓のケア3

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前回は、腎臓を労わる水分の摂り方についてお話ししました。最終回となる今回は、水分代謝を整えるための具体的なセルフケア方法をお伝えします。

腎臓と背骨の意外な関係

整体では、腎臓の働きは背骨の特定部位と密接に関連していると考えています。特に胸椎10〜12番と腰椎1〜3番が腎臓や副腎の機能に深く関わっています。

長時間のデスクワークなどでこの部分の背骨が硬くなると、腎臓の働きにも影響が出て、「むくみやすい」「のどが渇きやすい」といった水分バランスの乱れにつながることがあります。

特にこれからの季節、湿気や気温の変化で腎臓に負担がかかりやすくなるため、背骨のケアも水分代謝を整える大切なポイントになります。

腎臓を元気にするセルフケア

脇腹ひっぱりで腎臓を活性化

腎臓は腰の少し上、左右の脇腹の奥にあります。この脇腹をやさしくつまんで引っ張ると、腎臓の働きが活性化されます。

立った状態で、両手で脇腹をつまんで、軽く外側に引っ張ってみてください。硬くなっている部分があれば、そこを重点的に、柔らかくなるまでやさしく続けます。お酒を飲んだ翌日など、脇腹が特に硬くなっている時にも効果的です。

体を捻る動きで腰椎をほぐす

腎臓は腰椎3番と関係が深いため、体を捻る動きはこの部分を刺激し、脇腹を柔らかく保つことにつながります。

椅子に座って、背筋を伸ばしたまま上半身をゆっくり左右に回してみましょう。10回程度行うだけでも、腰回りの血流が良くなり、腎臓の働きをサポートします。

肩甲骨回しで全身の巡りを改善

肩甲骨を大きく回す体操も、腎臓周辺の筋肉をほぐし、血流やリンパの流れを良くします。両肩をゆっくり5回ずつ前後に回すだけの簡単なケアですが、続けることで体全体の巡りが改善されます。

足湯で腎臓をサポート

足湯の効果と方法

足湯も腎臓の働きを助ける優れた方法です。足を温めることで全身の血流が良くなり、腎臓への負担を軽減できます。

42〜45℃のお湯に足首まで浸し、5分程度温めます。この時、少しずつ水分を摂りながら行うと、体の巡りがさらに良くなります。

足湯をしながら、先ほどの脇腹ひっぱりや肩回しを組み合わせると、より効果的です。

足湯のタイミング

夕方から夜にかけて行うのがお勧めです。一日の疲れで冷えた体を温め、睡眠の質も向上します。朝起きた時に体がだるい方は、朝の足湯も試してみてください。

季節の変わり目を上手に乗り切る

これまで3回にわたって、秋の水分摂取と腎臓のケアについてお話ししてきました。季節の変わり目は、体が新しい環境に順応しようと頑張っている時期です。

水分バランスを整えることは、この変化をスムーズに乗り切るための大切なサポートになります。体の声に耳を傾けながら、無理のない範囲でケアを続けていくことで、この秋を心地よく過ごしていけるはずです。

もし水分バランスの取り方や体の変化について気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。一人で悩まず、体との対話を一緒に深めていきましょう。

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