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印西市の整体師が解説するリンパ循環と免疫力 – 19年の経験から見つけた体の掃除システム

たにざわ整体の谷澤です。印西市で19年間多くの患者さんを診させていただく中で、今回はこれまでのむくみ、血行に続く第3回として、リンパ循環と免疫力の関係について解説いたします。

体内には血液とは別に「リンパ液」という大切な液体が流れています。リンパ液は体の掃除屋さんと警備員を兼ねた存在で、体内の余分な水分を回収する掃除機能と、免疫細胞を運ぶ警備機能の二つの重要な役割を担っています。

血液と違い、リンパ液には心臓のようなポンプがありません。私たちが体を動かすことで筋肉が収縮し、それがポンプの役割を果たしてリンパ液を流しています。筋肉を動かす、呼吸する、こうした日常的な動きがリンパ液の循環を支えているのです。

特に重要なのが脇の下や足の付け根です。ここには「リンパ節」が多数集まっており、体内の浄水場のような働きをしています。リンパ液をきれいにして再び体内に戻す重要な機能を持っています。この部分を適度に伸ばすことでリンパ液の流れが改善されます。

風邪をひいた時に首のリンパ節が腫れることがありますが、これは免疫細胞が活発に働いている証拠で、決して悪い反応ではありません。体が自分を守ろうとする大切な働きなのです。整体では、このような体の自然な反応を大切にすることが健康への近道と考えています。

日常生活でリンパ液の流れを良くするには、適度に体を動かすことが最も大切です。歩く、深呼吸する、軽いストレッチなど、難しいことは必要ありません。また、十分な睡眠も重要で、実は免疫システムは睡眠中に最も活発に働きます。ストレスを溜めすぎないことも大切な要素です。

3回にわたる「体の循環を考える」シリーズを通して、体の不調は「悪いもの」ではなく、より健康になるために体が送ってくれるメッセージであることをお伝えしました。ぜひ体からの声に耳を傾けてください。

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