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冬の乾燥と体の関係2

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前回は、冬の乾燥が体に与える様々な影響についてお話ししました。今回は、その乾燥にどう対処するか、真冬ならではの水分補給の考え方についてお伝えします。

真冬こそ水を飲む季節

「冬は汗をかかないから、水分補給はそれほど必要ない」

そう思っている方は多いのではないでしょうか。実は、これが冬の乾燥を招く大きな原因なんです。

整体では、真冬こそ「しっかり水を飲む季節」と考えています。体が潤っているほど寒さに強くなり、冷えの不快感も減っていきます。乾いた体は寒さが骨身にしみますが、潤った体は同じ気温でも楽に過ごせるのです。

意識して「水」を飲む

ここで大切なのは、意識して「水」を飲むということです。

お茶やコーヒーも水分補給にはなりますが、整体では純粋な「水」を飲むことを勧めています。水は体にそのまま吸収されやすく、余計なものが入っていない分、体が素直に受け取りやすいと考えるからです。

味噌汁やスープなどの汁物も、体を温めながら水分を補給できる良い方法です。

飲み方の基本は「ちびちび・こまめに」

では、どのように水を飲めばいいのでしょうか。

基本は「ちびちび・こまめに」です。一度にがぶ飲みするのではなく、盃でお酒を飲むようなつもりで、少しずつ何回にも分けて飲みます。量は回数で稼ぐイメージですね。

一気に大量の水を飲むと、体に吸収される前に尿として出てしまいます。少量ずつゆっくり飲むことで、体の隅々まで水が沁み込んでいくのです。

温度の使い分け

面白いことに、水の温度も季節によって使い分けがあります。

12月頃までは、温かい汁物やお湯など「温かい水分」を中心にするのがおすすめです。味噌汁、雑炊、スープ、鍋物など、食事の中で水分を摂るのも良い方法です。

ところが1月、2月の真冬になると、冷たい水の方がかえって体に吸収されやすくなる時期が来ます。これは不思議に感じるかもしれませんが、体が求める温度は季節によって変わるのです。

ただし、体が冷え切っているときにいきなり冷たい水を飲むのは負担になります。背中や腰をよく温めてから、冷たい水を少量ずつ飲む。この順番が大切です。「ストーブを背負って盃で飲む」というイメージですね。

水が体に沁み込まないときは

乾きが強くなると、水を飲んでも体に沁み込まない感じがすることがあります。飲んでも飲んでも潤わない、すぐに尿になってしまう。そんな経験はありませんか。

そういうときは、ちょっとした工夫があります。まず水を一口含んで、口の中でゆっくり転がします。唾液とよく混ぜてから飲み込む。あるいは、30秒ほど口の中でくちゅくちゅしてから一度吐き出し、その後に改めて少量ずつ飲む。こうすると、体への吸収が良くなります。

汁物を上手に活用する

冬の水分補給には、汁物がとても役立ちます。

味噌汁、スープ、鍋物、雑炊。これらは体を温めながら水分を補給できる、冬にぴったりの食べ物です。特に朝の味噌汁は、一日の始まりに体を潤す良い習慣になります。

食事で汁物をしっかり摂り、それに加えて純粋な水を少しずつ飲む。この組み合わせが、冬の乾燥対策には効果的です。

まずは意識して飲む習慣から

では、一日にどれくらい飲めばいいのでしょうか。

冬は喉の渇きを感じにくいので、最初は意識して飲む習慣をつけることが大切です。朝起きたとき、食事のとき、お風呂の前後など、タイミングを決めて少しずつ飲んでみてください。

飲み始めてみると、「あ、美味しい」と感じることがあります。それは体が実は水を必要としていたサインです。逆に美味しく感じなくなったら、その時は無理に飲む必要はありません。

最初は意識的に、慣れてきたら体の感覚を頼りに。そうやって少しずつ、自分に合った水分補給のリズムを見つけていってください。

次回は、水分補給に加えて、日常のちょっとした工夫で乾燥に負けない体をつくる方法についてお話しします。お楽しみに。


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