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体が語る味覚の言葉 – 整体師が工場で発見した栄養バランスの秘密

20年ほど前、整体の修行中に石鹸工場で働いていた私の体験から、味覚と体の不思議な関係についてお話しします。

50度を超える過酷な環境で汗を滝のように流した後の昼休憩。何気なく口にした味噌汁が驚くほど甘く感じた瞬間、体の持つ驚異的な知恵を実感しました。大量の汗で失われた塩分やミネラルを補給したがっていた私の体は、味噌に含まれる成分を渇望し、それを「甘い」という感覚で伝えてきたのです。

実は私たちの体は非常に正直です。体が必要としているものは甘く感じ、過剰なものは苦く感じるという賢い仕組みが備わっています。運動後に塩気の強いものが美味しく感じたり、疲れている時に甘いものが欲しくなったりするのは、体が必要な栄養素を補給しようとする自然な反応なのです。

特に興味深いのは病気の回復期に見られる味覚の変化です。風邪が治りかけた時、普段好きな食べ物に魅力を感じなくなったり、逆に食欲がなかったものが突然美味しく感じられることがあります。西洋医学ではこうした変化を単なる症状として捉えがちですが、整体の視点では自然治癒力を最大化するための重要なサインといえます。

しかし現代社会では、決まった時間に決まった量を食べるという固定観念や、栄養価やカロリーの計算ばかりに囚われ、体の声を聴く機会が減っています。今日から食事の際、その食べ物がどんな味わいに感じるか、ゆっくり味わってみませんか?味覚の変化を感じたら「今、体が何を求めているのか」と考える習慣が、真の健康への第一歩となるでしょう。

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